相続税が課税されるのは、基礎控除を超えたときです。

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相続税は、個人が亡くなられた人から、

相続などによって財産を取得した場合に、

相続税がかかります。

相続税の申告が必要な人は、

相続などによって取得した財産から、

亡くなられた人の債務と葬式費用を差し引いた金額が、

遺産に係る基礎控除を超えた場合、

相続税の申告をしなくてはいけません。

遺産に係る基礎控除=3,000万円+(600万円×法定相続人の数)

※相続人は、民法で相続人の範囲と順位について

定められているので、

司法書士か弁護士に相談してみてください。

 

*相続の申告と納税は、亡くなった日の翌日から、

10ヶ月目のまでに税務署に申告しなければなりません。

 

*また、相続したくない場合は、

亡くなった日から3ヶ月以内に、

家庭裁判所に申し出て相続放棄の手続きをします。

 

*3ヶ月と10ヶ月の区切りがあるので、

不安なら司法書士か弁護士に相談してみてください。

月日はあっという間にすぎるので、

こうなる前に、調べておくのも良いと思います。

*ふだん、相続と言ってもピンとこない方も多いのでは

ないかと思います。

でも相続案件が起きる前に出来ることなら、

親族間でそれなりに話し合って

おくのもいいと思います。

現在は、コロナ禍で親族一同が集まることが

難しい時ですが、

音信不通にならない程度に連絡を取っていれば、

相続が発生したときに、

相続分等でトラブルが少なくて済むと思います。

でも、なかなかこの世の中、

そこまで話し合っている親族は、

少ないが現状だと思います。

誰しも、いずれはその時がやってきます。

頭の片隅でもおいといてください。

                              2021年5月24日更新