親が亡くなった場合のシニュレーションしてみよう。

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親が病院で亡くなった場合

担当の医師から、死亡診断書を受け取ります。

病院から、遺体を移動しなくてはいけません。

葬儀社に連絡して、自宅に連れて帰るか又は

葬儀場に移動するか判断します。

私の地域では、ほとんど自宅に移動します。

現在は、葬儀社に移動をお願いしますが、

昔は、自家用車で移動することもありました。

ただ、移動するときには、

死亡診断書を携帯してなくてはいけません。

葬儀社にお願いして、

お通夜の準備をしてもらいます。

これまでは、組内が集まって

葬儀を執り行っていたのですが、

だんだんと家族葬

されるようになり、親族だけの葬儀に

なりつつあります。

自宅に遺体がついたら、

お寺さんに枕教のお経をあげてもらうように、

菩提寺に連絡をします。

お寺さんが来られたら、

枕教のお経をあげてもらい、

今後の葬儀について日程を

決めます。

それによって、市役所に死亡届をだして、

火葬の許可証の申請と

火葬場の使用の許可をもらいます。

私の地域では、火葬場で葬儀をして、

七日法事を行い、骨拾いをして

自宅に骨壺をもって帰り、

祭壇に備えます。

亡くなってから、十四日以内に市役所で

健康保険、年金、介護保険などの手続きを

しなくてはいけません。

また、遺言書があれば、

自筆証書遺言か公正証書遺言などよって扱いは、

違うのですが

自宅にあった自筆証書遺言の場合は、

家庭裁判所の検認が必要です。

それと同時に、親の遺産がどうあるのか、

調査をします。

相続人が、同居していればある程度のことは

わかるのですが、

別居していて遺産について話していないと

調査が大変です。

遺言書があれば、それなりに遺産を

探しやすいですが、

何もない場合は、大変だと思います。

親子の話がふだん行われていれば、

そんなに問題はないと思います。

それによって、これからの事を親族で話し合って、

遺産分割の協議をおこないます。

協議が整ったら、遺産分割協議書を作成します。

遺産分割協議書は、自分でもできますが、

ハードルが高い場合は、

専門家にお願いすることになります。

この方が、あとのことを考えるとベターかもしれません。

でも、遺産がはっきりしていて、

銀行貯金だけであれば銀行から求められる書類の提供を

受けて、相続人の印鑑証明、

戸籍謄本を提出すればOKです。

これだったら、別に費用は発生しないので、

相続人で話し合いができていればこれでいいと思います。

ただ、ふだんから、親族関係をある程度良好にしていれば、

難しくないのですが、何かのちにトラブルが

発生する事があるのがこの世の中なので、

専門家に相談するのも考えてみてください。

遺産が少額でも、トラブルが起きやすいのです。

コロナ禍で、なかなか親族が集まって話すことが

むずかしい時期ですが、考えてみてください。